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(原文:国立科学博物館 科博)
学名:Palaeopropithecus sp. 分類:霊長目、曲鼻猿亜目、パレオプロピテクス科 時代:完新世 分布:マダガスカル島 大きさ:頭胴長約1m
マダガスカル島は新生代の始まる以前からずっと島だったため、原始的な霊長類が多様に進化してきた。パレオプロピテクスは広い意味でのキツネザル類(=曲鼻猿類)全体の中でも大型の種類のひとつで、3種が区別され最大の種類では頭胴長約1mと推定されている。樹上にすみ、木の葉よりもむしろ果実を主食としたらしい。骨格の形からはオランウータンに似た腕わたりをしたと考えられる。完新世の前半に他の大型のなかまとともに絶滅した。
(標本:国立科学博物館 科博) |